食品包装学校卒業生の声

2024年12月22日

Tさん

私は、品質・環境分野(ISO9001/14001)に加え、2013年に食品安全分野(ISO/FSSC22000)の審査・コンサルティングへの参入を開始しました。私は、食品包装を体系的に学習する機会が欲しいと考えていた時、一般社団法人 日本食品包装協会 様から「第1期:食品包装学校」の案内を頂き、“渡りに船”と感じて申込しました。私は、平日に学習時間を取ることが難しく、電車等の移動中や夜・土日を使って受講し、締切に追われて体力的・精神的に厳しかったですが、意外にも成績優秀者表彰を頂きました。グループワークで、他の受講生の方と交流できたことも有意義でした。食品安全分野のリスキリング開始から10年、私は食品安全の基礎的知識は、一通り揃ったと感じています。将来的に、食品包装学校が「WPO:世界包装機構」の食品包装:認定講座に申請・認定される等、食品包装学校が更に発展されることを祈念しております。

 

Oさん

私は包材メーカーに勤めておりますが、自社で扱っている容器以外にも広く包材について学びたいと思い受講しました。実際序盤で、金属・ガラス・プラスチック・紙と各包材に詳しい講師の方々から専門的な講義をしていただき、その目的を達成できたと思っています。その後後半では、食品の種類ごとの容器包装に関する講義が続き、包材・食品の両面から職員包装について学ぶことができました。また各講義で環境問題への対応について言及されていただけでなく、食糧問題・気候問題など食品包装に関わる世界的な問題についても折々で触れられており、食品包装と社会問題の繋がりをより強く意識させられました。毎月の講義の受講と報告書の作成、上期・下期のグループワークなど、こなすことのボリュームが多いですが、その分学びを深められる場だと思います。第2期以降、食品包装学校がより深い学びの場になっていくことを願っております。

 

Yさん

食品包装学校の研修に参加させていただき、心より感謝申し上げます。本研修は一言でいうと“非常に楽しく、非常に有意義だった”と感じております。私たち参加者は社会人として働いているため、専門分野があります。しかし会社で働いていると、それ以外の関連分野について学ぶ機会があまりない状況でした。そういう意味で、本研修では包括的に食品開発、生産機械、包装資材、関連法規等を学ぶことができました。例えば食品の保存に関しては、殺菌/密閉、pH、AW、酸素、温度等の管理によって維持されることは分かっていたのですが、それらをより包括的に学びなおすことができたのは非常に有意義でした。加えて、地球温暖化、リサイクル等の話題もあり、本来の講義趣旨から脱線する話題もありましたが、非常に興味深いものでした。ただひとつ残念なのは、コロナ禍のため最後の懇親会まで集まる機会がなかったことです。先日の懇親会ではビジネスにつながる話題も多々あり、非常に盛り上がることができました。今後、一期生が集まれる機会を提供して頂けますと、非常にありがたいです。最後に、本当にお世話になりました。理事長、講師の皆様、事務局の皆様、本当にありがとうございました。私たちは今回の研修で食品包装の専門性を深めただけでなく、新たな発見や学びを得ることができました。今後もこの研修で学んだことを活かし、食品産業界に貢献してゆけるよう努めてまいります。

 

Tさん

第一期食品包装学校の卒業生として所感を述べさせていただきます。新型コロナウイルス第7波が猛威を振るう2022年5月に食品包装学校は開校しました。当時は対面での受講は難しく、動画配信での受講となりました。周りの受講生の顔が見えない不安もありましたが、自分の好きなタイミングで何度でも聞き直せる動画配信ならではの良さもありました。毎月のフォローアップ研修や食品包装学校ニュースの配信、前後期ではグループワークもあり、対面できない環境でも受講生同士がコミュニケーションを図れる工夫を感じられました。仕事をしながらの受講は負担も大きく、月末の締め切りに頭を抱える日々でした。それだけ濃い講義をご用意くださった講師の方々、事務局の方に感謝申し上げます。ひとえに食品包装と言ってもその奥深さ、幅広さを表現できるものはなく、わたしもまだまだ勉強中の身です。卒業生に贈られる称号、フードパッケージスペシャリストの名に恥じぬよう、今後とも食品包装への造詣を深めて参ります。

 

YYさん

包む事と作る事は、同じ「食」の命を繋ぐ行為ですが、互いに交わることが少ないまま技術が進歩していったように感じます。料理を提供する皿のことは気にするのに、なぜ包む物質について知らずに選択しているのだろうか。そんな疑問から、食品包装学校のドアを叩きました。料理人である私が、業界の垣根を超えて学びの機会を得られたのも、あの日、締め切りが過ぎているにもかかわらず電話をした自分の勇気と、協会の皆様の厚いサポートのおかげです。1年間の学びと気づきは、今、料理人として商品開発に携わる際の大きな力になっております。本年から専門学校で講師として、「エシカルフード」という授業を担当させていただくことになりました。未来を作る次世代の料理人に、包む役割と選択について自信を持って伝えられるもの1年間の学びのおかげです。石谷先生はじめ、講師、事務局の皆様、学びの場を提供くださりありがとうございました。

 

Aさん

私は食品メーカーで包装設計の業務に携わっており、包装の中でも食品分野に特化している本研修がぴったりだと感じ受講いたしました。本研修の学ぶ分野は非常に幅広く、包装資材全般の講義に加えて、食品保存の知識や包装設備、表示やデザイン、リサイクル、環境問題等、約10ヶ月間で多くのことを学びました。普段の業務においては、環境に優しい包材への変更も検討しています。講義の中で、食品包装は食品を保存することが第一、環境包材化はその次、と学んだことが非常に印象に残っています。業務上、環境包材化するために何ができるか、賞味期間を短縮してでも環境包材化できないか、と視野が狭くなりがちでした。本研修で幅広い分野を網羅的に学ぶことで、食品包装の原点に立ち返り、食品包装本来の目的を再認識することができました。社会の実情や将来を考えながら、今私たちが何をすべきなのか、優先すべきことは何かを考える良い機会となりました。

 

Nさん

2期食品包装学校の全36講座を受講させていただき、ありがとうございます。無事卒業し、フードパッケージ・スペシャリストの称号を授与いただき、感謝申し上げます。私は素材メーカーに勤務し、惣菜などに使用する容器や蓋材の製品開発を担当しております。私が食品包装学校に参加しようとした理由は、多様な食品に関する広範な知識と、各種の包装資材・技術に関する知識をしっかりと修得することが出来るためです。講座内容は、食品包装学体系、食品包装概論、包装資材、食品と微生物、品質保持と包装、法規制、包装デザイン、環境、と多岐にわたり、特別講座でさらに専門的な内容や包装の未来予想なども学ぶことが出来、自身の専門分野以外に非常に多くの学びを得ることが出来ました。さらに、グループワークでは、10年後の包装の未来を予測するプレゼン発表もあり、異業種の受講生の方々と交流・議論をさせていただける貴重な機会も頂けました。今回、食品包装学校で食品包装の専門性を深めただけでなく、全受講生からの講座内容の質問に対し、講師の先生からご回答いただいた内容を共有いただき、的確な回答と異なる視点での考え方も得ることができました。今回、食品包装学校で学んだことを活かし、食品業界に貢献できるよう精進してまいりたいと思います。最後に、理事長、講師、事務局の皆様、第2期同期受講生の皆様、本当にありがとうございました。第3期以降も、食品包装学校が益々発展していくことを願っております。

 

Hさん

食品包装学校では、食品包装の歴史、食品および包装材料の基礎知識、法規制など食品包装に関する知識を体系的に学ぶことができます。さらに、昨今の情勢を踏まえた教育内容となっており、過去、現在、そして未来について考えるきっかけにもなります。普段の業務ではどうしても専門知識の習得に偏ってしまいますが、自分の専門分野を超えた多様な講義を受講できる食品包装学校は、私にとって実用的かつ有用な経験となりました。こうした学びの場を通じて多くの知識を得ることは非常に重要であると再認識させられました。得た知識を活用して、食品包装業界に貢献できるよう努めて参ります。尚、学習は動画配信を活用しているため、仕事との調整も容易と感じました。受講を悩んでいる方はぜひ申し込むことをおすすめいたします。第3期以降も食品包装学校がよりよい学びの場となり、フードパッケージスペシャリストの仲間が増えていくことを祈っております。

 

RTさん

食品包装学校に参加した約10ヶ月間は、私にとって非常に充実した学びの期間でした。紙、プラスチック、食品保存、環境問題など、食品包装に関する幅広いトピックを網羅的に学び、異業種の仲間とのグループワークを通じて新たな視点を得ることもできました。講義の大半がオンライン形式で、この効率的な学習スタイルも業務と並行して受講することができ、大変有益でした。開校式での「総合力」を付けて欲しいとのお言葉の通り、受講後には食品包装全般に関する知識が向上したことを実感しています。プラスチック問題についても深く掘り下げ、持続可能な包装の重要性を理解しました。その中で、「便利は嬉しい、不便は楽しい」という考え方が印象的でした。プラスチックは私たちの生活を便利にする一方で、環境への負荷を最小限に抑える工夫も求められていることを痛感しました。

包装学校関係者の皆さまにはこのような貴重な学びと素晴らしい時間を共有させて頂く機会を下さり心から感謝しております。

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