2023年11月8日
第3期食品包装学校は2024年5月開校です。
詳細は日本食品包装協会までお問い合わせください。
食品包装業界を支える3業種
- 日本の食品包装技術は世界の最先端にあり、包装関連の特許数も世界一である。
- 「食品包装学」ができたのは1990年頃であるが、食品包装を教える大学はなかった。バブル崩壊と少子化で大学が縮小する中、その後も、食品包装を教える大学はできていない。
- 産業規模が100兆円になろうとする「食品産業」を支える包装産業は、7~8兆円規模になっている。
- 食品包装業界を支える食品製造業、包材産業と包装機械業の3業種は、質的に異なる技術分野であるが、これらの連携の上に成り立っている。これらの異業種間で緊密な情報共有が必要であり、36講座をウェブで教える「食品包装学校」では、異業種間の議論こそ重要と考えている。
- 本講演では、最近の包装技術の進歩と、包装業界を取り巻く動向および「食品包装学校」を設立した目的などについて紹介する
食品包装学校の狙い
- 「食品包装」は、日本の食を支える「食品産業」と、食品にとって不可欠な包装容器・資材、包装機械を提供する「包装産業」とのマッチングで支えられています。
- 日本の食を支える「食品産業」とそれを支える「包装産業」は、経済規模も就業人口も大きく、極めて業際・学際的な分野であり、非常に奥の深い一大産業分野になっており、私達の日常生活に欠かすことのできない農産物・食品等を安定的に供給する極めて重要な産業になっています。
- 食包協は、食品包装に関蓮する広範な情報を提供するとともに、包装の簡便性や災害備蓄などに対応した「食のロングライフ化」や「食品ロスの削減」に役立つ包装、「輸出振興」に役立つ食品包装、次世代を開く「スマート包装」、食品に多様な付加価値を与える「機能性包装」など、多岐にわたる情報を提供するとともに、大学等では学べない「食品包装に特化した知識」を提供します。
食品包装学校の特色
食品包装学校は、遠距離の地や災害や感染症などの中でも、受講生がカリキュラムに沿ってウェブで受講頂けるように、開校式・オリエンテーション・交流会、フォローアップ授業、受講生による討議成果の発表会と最終講義・修了式を含め、全ての講義をウェブで受講頂けます。
- 講義用のテキストと動画は、受講生が理解し易いように作成し、テキストは講義の前月末に受講生にメールで配信し、講義動画は食包協のウェブサイトにアクセスして頂き、一定期間ウェブで見られるようにしています。
- 受講生の習熟度の確認と各講座の進捗を確認させて頂くため、講座毎に所定の報告書に、①講義に関する設問への回答、②講義内容についての習得内容と質問と要望、③講義への感想等を記入し、事務局にメール送信します。受講生の報告書への回答は、概ね1ヵ月以内に採点し、質問への回答を行い、その結果を受講生にニュース、メール等で返信します。
- 原則毎月、受講の進捗等に関する「食品包装学校ニュース」を送ります。受講生には「フードパッケージ・スペシャリスト」の称号を贈ります。