2024年度第2回食品包装セミナー（オンライン開催）

※募集を終了しました

　『世界の食品包装に与えるEUの包装・包装廃棄物法令（PPWR）のインパクト』

4月24日の欧州議会で修正を重ねたPPWR法案が賛成多数で採決された。今秋にはEU官報に掲載され正式発効の見込みである。本講演ではPPWRが世界の包装業界に与える影響について考察する。

包装分野は世界のプラスチック需要の35%を占めているが、排出される包装廃棄物は50%にのぼる。これはプラスチック包装の有効寿命が平均で6か月未満と他の分野に比べ極めて短く、再生材の市場価値も低いからだ。EUのPPWRはこの視点に立って見直されたが、これは何もEUだけではなく世界全体の問題でもある。中でも食品包装は、包装全体の40%を占めているだけに事態の改善に貢献できると期待もかかる。世界をリードするEUの包装規制についての現状と今後を予測する。

講師　　　㈱パッケージング・ストラテジー・ジャパン　　　森　泰正氏

略歴

1972年　現三井化学入社、三井・デュポン ポリケミカル(株)（現三井・ダウ ポリケミカル(株)）に出向1988年　米国デュポン本社に出向、1990年帰国

2009年　三井・デュポン ポリケミカル退職　　　三井物産入社（シニア・パッケージング・アナリスト）

2015年　(株)パッケージング・ストラテジー・ジャパン設立、現在に至る

主な業務：世界のパッケージングの戦略的動きを分析するPackaging Strategies Japane-Newsletter発行（隔週配信）

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